最後は決め手の差が出てしまうも、積極的な立ち回りで昇級戦で3着に健闘。☆ルアンジュ
ルアンジュ(牝・笹田)父マンハッタンカフェ 母サッカーマム
10月15日(土)京都10R・堀川特別・混合・牝馬限定・芝1800mに藤岡佑Jで出走。8頭立て6番人気で3枠3番からスローペースの道中を1、1、1番手と進み、直線では内を通って0秒4差の3着でした。馬場は良。タイム1分46秒6、上がり34秒3。馬体重は6キロ増加の488キロでした。
○藤岡佑騎手 「前残り傾向の馬場に加え、揉まれると良くないタイプ・・・との話。ゲートさえ決まれば最初からハナへ・・・とも考えていました。ただ、枠内での駐立が今一つ。幾らか遅れ気味のスタートで、途中で捲って行く格好でした。道中ずっとフワフワと。でも、直線を向いてからはキッチリ伸びていたでしょう。外枠ならば更にスムーズに運べたはず。多頭数の場合にも今回のように理想の形に持ち込めるか・・・がポイントかも知れませんね」
○笹田調教師 「ペースが落ち着きそうなのも踏まえて先頭へ。やはり伸び伸び走れたのが良かったのかも知れません。ただ、この上がりで差されるとは・・・。ルアンジュ自身も結構な脚を使っていますからね。でも、目途の立つ競馬。このクラスでも十分に戦えそうです。3着に残って次走を優位に選べる立場。大きな問題が無ければ続戦で考えましょう」
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【次走へのメモ】
スタートは速くなかったが、スッと中団に取りつき、ペースが上がらないとみるや、出していってハナに立つ。上がりの速い決着で、上位2頭には抵抗することはできなかったものの、積極的な競馬で渋太さを引き出した。(G誌)
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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、11月5日(土)京都・近江特別・混合・芝1800mに予定しています。
○笹田調教師 「10月19日(水)に角馬場で跨って具合を確認。大丈夫そうですね。一応、中2週での芝1800mあたりが次走の候補。3着以内の特典が生きる期間内に、関西圏で牝馬限定の適鞍は組まれていないので・・・。ジョッキーの選定に入ろうと思います」
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軽い芝の京都で最後は切れ味の差が如実に出てしまいましたが、気分よく走れたルアンジュは3着好走。少頭数+牝馬限定戦で恵まれた分はありますが、ひとまずこのクラスでも通用するところは見せてくれました。
レース運びとすれば、ペースが落ち着いたところでハナへ行ったのは正解。ただ、後続を引きつける逃げよりも離し気味に逃げて欲しかったなあというのが本音。切れ味という点で見劣るのは分かり切っていただけに…。まあ、全くのテン乗りだったので仕方ないですが。
レース後の状態は特に問題なく続戦の予定。中2週で今回と同じ芝1800mの近江特別へ向かうことになりました。牡馬相手or多頭数の競馬では今回のようには行かないでしょうが、ノビノビ走らせてあげることで大駆けもあるかも。
まあ、ようやくルアンジュの競馬スタイルが見つかったので、結果云々よりも自分の形に持ち込むことを継続していって欲しいです。そうすれば、展開の面で恩恵を受ける時がやってくるでしょうから。
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