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2016年9月 7日 (水)

ラストチャンスに賭けるも、除外続きで力を発揮できる状態ではなかったのが全て。7日付で登録抹消に。★イリデッセンス

Photo イリデッセンス(牝・佐々木晶)父ダイワメジャー 母スペリオルパール

日曜小倉6R 3歳未勝利・牝馬(芝2000m) 12着(4番人気) 浜中J

まずまずのスタートでしたが、道中は無理せず7番手あたりを追走、向正面から徐々に進出し、3コーナーから4コーナーにかけて前を窺って行くと、一時は先団に迫るものの、直線で力尽き12着でゴールしています。

浜中俊騎手「スタートも上手く決まりましたし、もう少し前で競馬をしても良かったのですが、なるべく体力を温存させるために、前半は無理しない程度に中団でレースを運びました。手応えもまずまずでしたし、向正面から押し上げていくとスッと反応してくれたので、流れが速くなったあたりから仕掛けて行くと、一瞬は良い脚を見せてくれたものの、最後の直線に入ると手応えが無くなってしまいました。前回のダート戦よりは芝の方が最後まで諦めずに頑張ってくれましたが、目に見えない疲れが溜まっていたのかもしれません」

佐々木晶三調教師「デビュー当時から懸念していたトモの甘さが解消されなかったことが全てかもしれませんね。勝てる時に結果を出していればもっとじっくり成長を促して行けたのでしょうが、この時期になるとどうしても無理なローテーションになってしまうので、馬にとってはかわいそうなレースになってしまいました。結果を出すことができず、申し訳ありませんでした」(レース結果)

※レース映像はこちら

今回優先出走権が取れず、尚且つ本馬は6走以上出走していることから限定未勝利戦に出走できません。そのような状況とこれまでの競走内容から今後について協議した結果、誠に残念ではございますが、このまま引退させることと致します。近日中に抹消の手続きが取られ、提供牧場から9月8日(木)のサラブレッドオークションに上場する予定です。なお、規約に基づいて提供牧場に募集価格の10%で買戻され、この買戻し額が引退精算時に分配金の対象となります。サラブレッドオークションにおいて、この買戻し額を上回る金額で落札される場合もございますので予めご承知おきください。

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・在厩場所:栗東トレセン 7日に競走馬登録を抹消

佐々木晶師「小倉で差のない2着の時に勝っていればと思うと本当に残念で仕方ありません。血統馬でしたから何とか結果を出さないといけなかっただけに本当に申し訳ありませんでした。7日付けで競走馬登録を抹消いたしました」(9/7近況)

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何とかもう1走できるチャンスを得ることが出来たイリデッセンスですが、除外が2度続いたこともあり、勝負できるデキではなかったです。スタート前に発汗が目立ったのも、イライラが募っていた様子。

レースは五分のスタートを切って、中団より前目で追走。無理せず追走できているなあと思ったのですが、どこかで外へ持ち出して動いていきたかったです。内で我慢できていたようにも見えましたが、直線で前が開いてからもグッと来るところはなし。まあ、2000mという距離も長かったです。

血統&品のある顔立ちから、活躍を大いに期待した1頭だったイリデッセンス。正直、1勝も出来ないとは想像もしていませんでした。ただ、トモがパンとしていない中、2歳の夏にデビューし、コンスタントにレースへ。そしてトモに疲れが溜まることで、イリデッセンス自身が走ることを嫌になってしまいました。すぐ勝てるという思いが厩舎&牧場にあったでしょう。私もありました。そこで欲張らずに、心身の成長を促す機会を設けていれば…。体がしっかりしてくれば、走る方へ気持ちも向いてくれたと思います。

まあ、今になってはタラレバの話ですが、何かが違っていれば、こういう状況には陥らなかったでしょう。個人的には差し・追い込みに徹する形を続けていれば、違う結果を残せたんじゃないかなという思いもあります。

また、馴致の段階で馬体重の増減が激しかったイリデッセンス。今にして思えば、気性面の危うさを示していたのかもしれません。牝馬は難しいと改めて思い知らされた1頭として記憶にずっと残ることでしょう。イリデッセンス、お疲れ様でした。

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