これまでと違う戦法で勝負を賭けるも、終わってみれば裏目の結果に。次走にNHKマイルCを予定。★ロードクエスト
ロードクエスト(牡・小島茂)父マツリダゴッホ 母マツリダワルツ
4月17日(日)中山11R・皐月賞(G1)・国際・芝2000mに池添Jで出走。18頭立て5番人気で7枠14番から平均ペースの道中を9、10、11、5番手と進み、直線では内を通って1秒2差の8着でした。馬場は良。タイム1分59秒1、上がり35秒4。馬体重は2キロ減少の452キロでした。
○池添騎手 「相談の結果、内々を狙うレースを試みることに。馬群の中で囲まれるのが初めてで多少噛んでしまいましたね。勝負処でスムーズに捌けてあとは伸びるだけだったものの、道中に力んだ分の影響で最後は同じ脚色になったのでしょう。もっと爆発力を持っているはず。これまで通りに後方でじっくり構えて直線に賭けた方が良いかも知れません。そのような形であれば、2400mでも大丈夫だと思います」
○小島調教師 「外が伸びない馬場状態を踏まえて直線でインを突く作戦。事前に話し合った通りの競馬を完璧にできたと思います。ただ、中間のゲート練習の成果でいつもより出が良かった一方、そのあたりが結果的には仇になった印象。内側のポジションを取りに行った分だけグッと噛んでしまい、最後に苦しくなってしまいました。次の舞台へ向けてまずは状態の確認に努めましょう」
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池添騎手(ロードクエスト=8着)「ゲートは前走より出てくれた。進路は先生(小島茂調教師)と相談していたが、内で囲まれる競馬は慣れていなくて、そのぶんハミをかんでしまった」(スポーツ報知より)
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【次走へのメモ】
下見所、返し馬では落ち着き十分。中団の内でなだめつつの追走。4角でうまく馬群を捌いて差を詰め、直線は迷わずイン狙い。一瞬伸びかかったが、そこからラチを頼って、内にモタれ、失速気味の入線。(B誌)
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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、5月8日(日)東京・NHKマイルC(G1)・国際・芝1600mに予定しています。
○小島調教師 「4月19日(火)に跨って確認。使った後にしては具合が良さそうでしたよ。協議を重ねた結果、NHKマイルCを経由して日本ダービーへ向かうプランが固まっています。鞍上については調整中ですが、池添騎手が騎乗可能だと思います」
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NHKマイルCからダービーの変則2冠目指す(スポニチより)
皐月賞8着のロードクエスト(牡3=小島茂)はNHKマイルC(5月8日、東京)からダービー(同29日、同)の変則2冠を目指すことが20日、決定した。
「コンディションが最優先でしたが、特に問題がないので決めました」と小島茂師。鞍上は引き続き池添。
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結果論から言えば、いつも通りの競馬に徹すれば、もっと上位に肉薄出来ていた印象。ただ、前哨戦のスプリングSで色々試すことが出来てない中、ここへ勝負を賭けていただけに作戦がカチッと決まっていたのが裏目に出てしまいました。G1でこれまでと違う競馬を試すこと自体がギャンブルなのですが、1発逆転を狙う立場だったので動かざるを得なかったんでしょうね。こういうところが勝負の難しさなんでしょう。
直線は一瞬内から伸びてくるシーンを作りましたが、今回も内へモタれる素振り。距離が幾分長いんでしょうし、右回りの走りは一息ということでしょう。また、血の勢い・伸びシロが違うんでしょう。
8着という結果にはもう少し頑張って欲しかったなあという思いはありますが、完敗の形となったことで“次走はNHKマイルC”が浮上したと思います。クエストの本質・将来を考えると、これで良かったんだと思います。
ただ、皐月賞へ向けてハードな仕上げを施しただけに、反動なく良い状態でNHKマイルCへ臨めるかとなると…。正直、不安は拭えません。どうリカバーしていくのか厩舎力を見守りたいです。1つ先に競馬の祭典・日本ダービーが控えていますが、NHKマイルCに全力を注いで欲しいです。
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