惜しい3着ではないも、内枠の利を最大限に生かしたレースでひとまず結果を残す。☆カルナヴァレスコ
カルナヴァレスコ(牡・池江寿)父ステイゴールド 母シーズライクリオ
日曜阪神7R 500万下(芝2200m) 3着(7番人気) 松田J
まずまずのスタートから先団に付け、道中は5番手あたりを追走、残り600m付近から追い出して前を窺うと、直線では馬群の中からジワジワと差を詰めましたが、上位2頭には僅かに届かず3着でゴールしています。
松田騎手「状態は良かったと思いますが、まだ精神的に幼くて走る方に気が向いていませんね。緩い馬場も気にして前に進んで行かなかったので、促しながら追走していきましたが、勝負処で追っ付けてもしっかり反応して長く脚を使ってくれましたし、能力は確かなものを持っていると思います。気性面の成長次第でもっと走れると思うし、まだまだ上積みは見込める馬ですよ」
助手「パドックでもチャカチャカとして気性の幼い面は出ていましたが、ハミをグッと噛んで気持ちは走る方に向いていたので、短期放牧の効果は見られました。レースに行って馬場を気にしていた様ですし、条件さえ嵌ればこのクラスはすぐ卒業してくれると思いますよ。トレセンに戻って調教師に状態を確認してもらってから、次走を検討することになります」(レース結果)
※レース映像はこちら
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【次走へのメモ】
リングハミ。イレ込み気味。ソロっと行かせて好位の内。道中も流れに乗って手応え良く追走。直線もうまくスペースができたので、ロスのないレースはできた。直線はジワジワと差を詰めて3着を確保。(B誌)
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勝てるシーンのない3着で惜しい感じはしなかったのですが、現状を考えるとこの3着は頑張った部類でしょう。
一息入れてマイナス6キロ+パドックでのイレ込み。そして馬場が荒れてきたことを踏まえると、前走の大敗が頭を過ぎりましたが、レースは内枠の利を最大限に生かした感じ。馬場を気にして手応え+行きっぷりは良くはなかったですが、直線は見事にスペースが出来ましたし、そこからは渋い脚を披露。止めそうになる感じはありましたが、そこは松田Jが上手に導いてくれたと思います。
ただ、この馬の潜在能力からすれば、ホントはサッと2勝目を挙げて欲しいところ。能力の半分くらいしか実戦で力を出していないような…。精神面の幼さが解消してくれないと、勝とうという気持ちも出てこないと思います。これをどう解決していくのかが2016年の課題ですね。
今後はハッキリしていませんが、優先権は取れたので、年明けの中京を本線に続戦かなと見ています。また、個人的にはあまり鞍上を替えずに何戦か乗せることで成長・課題を感じ取って欲しいなあと思っています。
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