レース前の不安どおり、前走の好走はアテにならず。良いところなく14着と大敗を喫してしまう。★カルナヴァレスコ
カルナヴァレスコ(牡・池江寿)父ステイゴールド 母シーズライクリオ
土曜中京9R 4歳上500万下(芝2000m) 14着(2番人気) 川田J
気合いを付けて前を窺い、道中は4番手を追走、インのポケットでレースを進め、好位キープで4コーナーを回りましたが、直線で追われてから伸びを欠き、徐々に後退して後方で流れ込んでいます。
川田騎手「スタートは五分に出てくれたのですが、そこから全然進んで行きませんでした。2コーナーを回る時には外に逃げようとしていましたし、向正面ではトモが流れてしまっていました。3コーナーから追っ付けていかないと付いていけなくなってしまい、最後も抵抗する脚が残っていませんでした。脚が溜まっていたら空いたスペースを突いていけたのですが、前が下がってくるのと一緒にズルズル下がるしかなかったです。それほどペースが流れているわけではない中で、前目でロスなく進めることができましたし、これと言った敗因が見当たりません。ハッキリとは分かりませんが、何か精神的な部分での問題なのかもしれません」(レース結果)
※レース映像はこちら
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【次走へのメモ】
リングハミ。細く映ったし、テンションも高かった。スッと好位につけて、立ち回り自体はスムーズだったが、直線を向いてもほとんど脚を使えずパッタリ。(B誌)
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・在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき 19日に放牧済み
・調教内容:軽め調整
池江師「レース後も大きなダメージは見られませんでしたが、まだ間隔を詰めて出走させるところまで心身が強くない様なので、放牧に出して立て直そうと思います。決して状態に関しては悪くなかっただけに、精神的な面が悪い方に向いてしまっているので、次走の予定は決めずに、状態に合わせて進めてもらおうと思います。牧場の方には毎週様子を伺いに行っているので、状態を確認しながら今後の進め具合を検討していきたいと思います」(1/20近況)
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レース前の嫌な予感が当たってしまいましたが、2戦連続でレースへ向かうのは現状は難しいんでしょう。“落ち着きがある”というレース前の池江師のジャッジでしたが、更に馬体を減らしての出走。この時点で赤信号が灯っていたということでしょう。
レースに関しては、川田Jの積極的な面が合わなかった感じも。Sペースの流れならあの位置取りで正解なんでしょうが、カルナヴァレスコには正解とは言えない気が。前々でレースの流れに乗らすと、最後まで集中力が続かない印象。序盤はジワッと行かして、終いを意識した競馬が合いそう。また、個人的には距離はマイルから1800mに縮めた方が良さそう。
最後までしっかり走っていない分、レースでのダメージは少なさそう。脚元等の無事を確認したカルナヴァレスコは既にNFしがらきへ放牧に出されています。
今後については、状態をしっかり見極めてから検討するとのことですが、この機会に1から立て直しを図った方がベターでしょう。まずはイライラを解消させ、精神面のリフレッシュに十分時間を掛けてもらいたいです。また、気性面で改善が図られないなら、去勢という手段を考えてもらいたいです。
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