高額良血馬2頭を含む厩舎の期待馬を相手にどこまで食らい付くことができるか。今後に繋がる内容を期待。☆ロードヴァンドール
ロードヴァンドール(牡・昆)父ダイワメジャー 母ジャズキャット
11月8日(日)京都・2歳新馬・芝2000mに四位Jで出走します。11月4日(水)良の栗東・Cウッドチップコースで6ハロン84.9-68.6-53.5-39.0-11.8 8分所を一杯に追っています。併せ馬では一杯の相手の外を通って首先着。追い切りの短評は「大トビ豪快に」でした。発走は12時30分です。
○昆調教師 「先週末のゲート確認で上々の反応。コントロールが自在だけに2000mにも対応は可能と思うものの、スピードの違いでハナへ行ってしまうかも知れません。11月4日(水)の様子からも、だいぶメリハリが利いた走りに。今週で丁度良さそうです」
≪調教時計≫
15.11.04 四 位 栗CW良 84.9 68.6 53.5 39.0 11.8(8)一杯追伸る ヒルノマゼラン(2歳新馬)一杯の外首先着
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5回京都2日目(11月8日)
5R 2歳新馬
サラ 芝2000メートル 指定 馬齢 発走12:30
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ロイカバード 牡2 55 武豊
2 2 ピスコサワー 牡2 55 A.アッゼニ
3 3 ロードヴァンドール 牡2 55 四位洋文
4 4 ダノンアローダ 牡2 55 浜中俊
5 5 クレストシチー 牡2 55 幸英明
6 6 サトノダイヤモンド 牡2 55 C.ルメール
7 7 ジョウショウバトル 牡2 55 国分優作
7 8 オーパ 牡2 55 菱田裕二
8 9 サウンドスタジオ 牡2 55 松山弘平
8 10 タガノジーニアス 牡2 55 岩田康誠
〇藤野助手 「基礎体力をつけるのに、十分乗り込んできたので、仕上がりはいいです。徐々に動きもしっかりしてきました」(競馬ブックより)
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尾花栗毛のド派手な風貌にまず惹かれたジャズキャットの13ことロードヴァンドール。ダイワメジャー産駒は体高が低く、ボリュームのある馬体が多いですが、同馬は脚が長く、最初はそうボリュームのある感じではありませんでした。逆に父っぽくないのが良い方へ出てくれないかなと思っての出資となりました。
そんなヴァンドールは育成開始時から高い評価を集めていた1頭。乗り味の良さ・素軽いフットワークなど褒め言葉が並び、母の最高傑作とまで言われるまでに。調教動画を見ても、脚取りは軽く、高額馬ロードプレミアムと切磋琢磨して鍛えられてきました。
ただ、ロード馬らしく調教疲れから球節を腫らすアクシデントを経験。幸い調教を緩めた程度で済みましたが、軌道へ乗せていくには1ヶ月半ほどの時間を要することに。当時はモヤモヤしましたが、この程度で済んで良かったです。
そして入厩が叶ったのが9月5日。予定より早い入厩でしたが、手元に早く置きたいという期待に感じて、これはある程度やれる馬だなと改めて認識。第1関門のゲートを2週間ほどでクリアして、9月下旬からCW中心に追い切りを重ねてきました。最初は見劣ることが多かった追い切りですが、ひと追い毎に着実に前進。先着を繰り返して全体時計・上がりの時計を詰めてきました。JRA-VANで最終追い切りの模様も見ましたが、若さは残るものの、迫力あるフットワークは好感を持ちました。
ここへ向けて乗り込み豊富+仕上がり良好で挑めますが、約5億円のドリームマッチと評されるようにディープインパクト産駒の期待馬サトノダイヤモンドとロイカバードの激突が注目を集める1戦。芝へ行って良さそうな2頭ですから、これらを負かすのは容易ではありません。何とか食らい付いて、あわよくば1角崩しを。ゲートは速そうなので、レースの主導権を握って進めてもらえれば。
まあ、いずれは走ってくる馬でしょうから、まずは無事に走り切り、いきなり強豪と交わったこの1戦が今後への良い経験となることを願っています。
« 動きはひと追い毎に良化を辿るも、心身の幼さが目立つ現状。デビュー戦から好走を望むのはちょっと酷に思えて…。★ゼーヴィント | トップページ | 中1週での競馬なので落ち着きを保っているかが鍵。自滅するような競馬は避けて欲しい。☆カルナヴァレスコ »
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- ゲートを出てすぐ前が狭くなったことで二の脚が付かず。後方2番手から競馬を進めるも3角から内へ入れて差を詰めていく。直線でじわじわ加速して前との差を詰めていくも、ゴール前でも前が狭くなって5着まで。57キロを背負って上がり3ハロン最速と力は示す。★ロードクエスト(2020.06.05)
- ロードなお馬さん(5歳上・牧場組)(2020.06.03)
- ロードなお馬さん(3歳・入厩組)(2020.06.03)
- ロードなお馬さん(3歳・牧場組)(2020.05.29)
- 前走の結果は額面通りに評価は出来ないも、ここへ向けての乗り込みは入念で動きも軽快。とにかく今は体調が良さそう。ただ、前有利の馬場でこの多頭数をどう捌いてくるかが大きなポイント。結果を意識し過ぎず、自分のリズムを守って走ることに専念して欲しい。☆ロードクエスト(2020.05.31)
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