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2014年12月30日 (火)

今年の引退馬・ロード編

厳密に言えば、ロードカナロアも今年の引退ですが、それはちょっと除外して、ズラッと計8頭の引退馬が出てしまいました。

Photo_6 ロードオブザリング

⇒⇒近走の成績を踏まえて引退することに。

ロードの入会時に出資した1頭。それだけに思い入れの強い馬だったので引退は残念でしたが、OP・重賞で厳しい結果が続いていたので致し方なかったと思います。OPまで出世してくれてありがとうと改めて言いたいです。

Photo_6 ロードランパート

⇒⇒近走の成績を踏まえて引退することに。

今年5月に美浦・高柳厩舎へ転厩しましたが、それまでは栗東・池江寿厩舎に所属。良い脚は一瞬しか使えない+背腰の弱さと弱点があり、成績は上がりませんでしたが、この有力厩舎でも数は使ってくれていました。ただ、適距離がハッキリしないまま現役を終えてしまったのがちょっと残念。

Photo_6 ロードエアフォース

⇒⇒近走の成績を踏まえて引退することに。

今年初戦となった寿S7着後に左前脚がモヤモヤと。打撲という診断で乗り出したのは速かったのですが、患部の腫れはなかなか引かず。結局、再度スローダウンしてケアを優先。それでも夏前には態勢が整っていたのですが、何故か声が掛かれずに8月末の帰厩へズレ込むことに…。

ようやく9月28日のムーンライトHで復帰することが出来たのですが、このレースと大原Sの凡走であっけなく引退になってしまいました。

準OPではなかなか自分の形に持ち込めないでいましたが、テンが緩みやすい長距離ならそのチャンスがあるかなと思っていたので、引退前に芝2400m以上を1度試して欲しかったです。

Photo_6 ロードシュプリーム

⇒⇒左前脚に屈腱炎を発症。そのまま引退することに。

今年初戦を12着と凡走し、お手上げ状態でしたが、刺激を与える意味で障害練習に着手。そのまま障害馬としてデビューすることになりました。自分から止める面があったので、障害でも厳しいかなと当初見ていましたが、非凡なセンスを発揮。3戦目で障害初勝利を飾ってくれました。ちなみにその時の2着がのちに中山大障害の覇者となるレッドキングダムです。

OP入り後も即2着に頑張ってくれ、新天地での活躍に更に期待が高まったのですが、障害5戦目の清秋ジャンプSで12着に敗れ、その後の放牧で左前脚屈腱部に張りが判明。帰厩して詳しい検査を受けた結果、屈腱炎という診断が下りました。

競走馬として浮き沈みは激しかったですが、2勝馬ながら記憶に残る馬となりました。

Photo_6 ロードクラヴィウス

⇒⇒左前脚に屈腱炎を発症。そのまま引退することに。

今年初戦の瀬戸特別を12着と大敗し、500万下に降級してから出直しかなと思っていたら、次走の1000万下の平場戦11着後に左前脚に屈腱炎を発症。

セールで高額で取引、デビュー勝ちなど期待の高かった馬でしたが、時計面で限界がある+メリハリの利く走りができないという弱点を克服できませんでした。

Photo_6 アンビータブル

⇒⇒再度の右前脚球節の剥離骨折。そのまま引退することに。

昨年9月に右前脚球節の剥離骨折を発症して全治3ヶ月という診断を受けていたのに、良化スローで倍の6ヶ月を経過。ようやく坂路で調教をできる段階まで戻ってきてくれたのですが、坂路入りした途端に再度の剥離骨折。人災とも言える何ともお粗末な終幕となってしまいました。

現在はケイアイファームで繁殖生活をスタート。来春オルフェーヴルの仔が産まれる予定です。

Photo_6 ロードスパーク

⇒⇒スーパー未勝利への優先権を確保できず、JRAの登録を抹消することに。

募集DVDでは良く見えたのですが、実際の姿はちょっと違っていましたし、気性面の難しさが最後までネックに。この弱点はこの母の仔にはつきものですね。結局、1度も掲示板に乗ることができずにスーパー未勝利前に登録抹消となってしまいました。

Photo_6 ロードブルースカイ

⇒⇒調教後に左前脚の骨折が判明。その程度が大きく、競走能力喪失の診断。

動きの良化が見られないということで、昨年末外厩へ出されて立て直しを図ったのですが、体質の弱さはほとんど改善されず。ある程度乗り込むと、どこかしらに痛いところが出ていました。4月10日に帰厩が叶ったのですが、次の日の調教後に左前脚の骨折が判明。その程度は大きく競走能力喪失の診断が下るほどでした。

牧場自体はコンスタントに乗られていたコメントでしたが、実際は違っていたんでしょうね。ロード馬には時々こういう馬がいます。また、浅見厩舎とは真逆で千田厩舎へ入る馬は体質の弱い馬が多いように思います。

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