スムーズにレースの流れに乗ることができたも、直線でピリッとした脚を使えずジリジリ後退してしまう。★シルクオフィサー
シルクオフィサー(牡・大竹)父マヤノトップガン 母ナイトクルーズ
日曜中京10R クロフネC(芝1200m)16着(13番人気) 高倉J
まずまずのスタートから先団に控えたものの、3コーナーにかけて掛かり気味にポジションを上げて5番手あたりを追走、そのまま直線に向かいましたが、早々に脚色が鈍って後退し、後方に敗れています。
高倉騎手「スタートをうまく出られましたし、流れも速かったのでうまく折り合いがつきそうだったのですが、外枠の馬が並びかけてきたら一緒になってハミを噛んでしまいました。息を入れたかったところで行ってしまったので、最後は脚がなくなってしまいました」
大竹調教師「外枠の馬に付き合って競馬をしてしまいましたね。レース後に右前の歩様がかなり悪くなってしまったのでレントゲン検査を行いました。骨には問題がなかったのですが、レース前から少し気になっていた種子骨靭帯を痛めていることが判明しました。なんとかレースに出走させてあげたいと思いケアをしながらやってきましたが、やはりレースのスピードには耐えられなかったようです。これ以上オフィサーに無理をさせることは、大きな事故に繋がる可能性もあると思います。ここまで本当によく頑張ってくれて感謝しています」(レース結果)
なお、疾病の状況や年齢面を考慮して、今後について協議に入っています。
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もっと重めが残っているかなと思っていたら、プラス8キロでの出走。体型もあるのでそう太くは思いませんでしたが、お腹のラインは緩くて、いかにも休み明けで強い攻めが足りないという印象。馬体の締まりがなかったです。
レースに関しては、珍しく好発を決めて中団より前を追走。一瞬オッと思ったのですが、大外枠のゴーハンティングに反応してハミを噛んでしまったとのこと。目に見えて力んだ感じはなかったですが、元々一息で走ってしまうとする癖があるので余計に応えたんでしょう。
直線はパタッと止まった感じではないですが、追ってからギアが上がるところもないので、ジワジワと後退。最終的に16着まで下がってしまいました。
今回も準OPでは苦しいことを実証する結果になってしまいました。来年7歳になることを踏まえると、厳しいジャッジが下されても仕方ないですが、芝での時計勝負は苦しいので、ダートへ矛先を向けていくしか残された道はないかと思います。
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【追記】
レース後、右前の種子骨靭帯に反動が出てしまった様子。協議に入っているとのことですが、大竹師のコメントから引退となるでしょうね。残念ですが、ここまで良く頑張ってくれたことを私も感謝しています。
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