左前脚の屈腱炎が判明して、残念ながら登録を抹消することに…。★ロードシュプリーム
ロードシュプリーム(牡・久保田)父ロードアルティマ 母ジャックカガヤキ
2014.11.05
ここに来て左前脚に幾らか腫れ、熱感が認められます。エコー検査を受けたところ屈腱炎で全治9ヶ月以上の診断が下されました。今後について調教師と意見を交えた結果、中央競馬の登録を抹消する方針が決まりました。長い間、ご支援を下さいまして誠に有り難うございました。
○久保田調教師 「帰厩後は角馬場等で軽く跨る内容。無理せずに進めていました。しかし、結果的には左前脚が持ちこたえられず・・・。11月5日(水)にエコー検査を受けたところ、屈腱炎の診断が下っています。長期間を要する治療を行なえばカムバックが可能かも知れません。でも、ジャンパーである点を踏まえると人馬共にあまりにもリスクが大きいでしょう。素質が開き掛けた矢先の出来事で本当に残念。大変申し訳ございません」
2014.11.04
10月30日(木)に美浦トレセンへ帰厩しました。ひとまずは馬自身の状態に応じて無理の生じぬ範囲で調整を行ないます。
○当地スタッフ 「脚元に不安が生じた後は、久保田調教師に相談を行なった上でマシン内の運動に徹する形。酷い状態とは違うとは言え、一通りの検査を受けた結果からも復帰には相応の時間が必要でしょう。10月30日(木)に美浦トレセンへ向けて出発しました」
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
先週の段階で“左前脚屈腱部に張り”が報告されていたので、ある程度の覚悟はしていましたが、厩舎での立て直し作業は踏ん張りが利かず。5日に再度エコー検査を受けたところ、屈腱炎の診断が下りました。
屈腱炎とすれば、重度ではないようですが、障害レースではさすがに脚が持たないでしょうね。時間を掛けて復帰を目指しても、稽古やレースで再発する可能性は高いでしょうし、レース中の故障発生で最悪のアクシデントまであり得ます。この判断は私も賢明だと思います。
ロードシュプリームはホント波乱万丈な馬生でした。今まで出資してきた馬でも、浮き沈みの大きさは1番です。新潟で良い勝ち方をするも、新潟2歳Sは除外。その後はだんだん制御が利かなくなって、レースでは暴走。それを回避しようとレースで抑え込むと、走る気をなくしてしまいました。二桁着順が続いた時はさすがに見限っても良いのではと思う程でした。
それから障害馬としての転身。最初はデビューまで辿り着けるの?と見ていましたが、障害初戦で5着と健闘。そして障害3戦目の東京で鮮やかな逃げきりで久々の勝利を勝ち取ってくれました。その後のOPで即2着と更なる可能性も示してくれたのですが…。
今後についてはまだ分かっていませんが、大人しい馬ですし、乗馬として頑張ってもらえればと思います。良い余生となることを願っています。お疲れ様でした。
« 今週の出走馬(11/8・9) | トップページ | 次走は戸崎Jとのコンビで初めての東京戦へ。☆ヴィッセン »
「競馬(1口馬主・ロード)」カテゴリの記事
- ゲートを出てすぐ前が狭くなったことで二の脚が付かず。後方2番手から競馬を進めるも3角から内へ入れて差を詰めていく。直線でじわじわ加速して前との差を詰めていくも、ゴール前でも前が狭くなって5着まで。57キロを背負って上がり3ハロン最速と力は示す。★ロードクエスト(2020.06.05)
- ロードなお馬さん(5歳上・牧場組)(2020.06.03)
- ロードなお馬さん(3歳・入厩組)(2020.06.03)
- ロードなお馬さん(3歳・牧場組)(2020.05.29)
- 前走の結果は額面通りに評価は出来ないも、ここへ向けての乗り込みは入念で動きも軽快。とにかく今は体調が良さそう。ただ、前有利の馬場でこの多頭数をどう捌いてくるかが大きなポイント。結果を意識し過ぎず、自分のリズムを守って走ることに専念して欲しい。☆ロードクエスト(2020.05.31)
「(引退)ロードシュプリーム」カテゴリの記事
- 今年の引退馬・ロード編(2014.12.30)
- 左前脚の屈腱炎が判明して、残念ながら登録を抹消することに…。★ロードシュプリーム(2014.11.06)
- じっくり進めていたも、左前脚屈腱部に張りが…。今後は厩舎に戻して立て直しを図る予定。★ロードシュプリーム(2014.10.28)
- シルク&ロードなお馬さん(3歳以上関東馬・牧場組)(2014.10.19)
- ロードなお馬さん(3,4歳牡馬・牧場組)(2014.10.08)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント