右前脚浅屈腱炎が判明。症状が重く、25日に登録抹消へ。★キープアットベイ
キープアットベイ(牡・手塚)父Dunkirk 母Great Deep Bay
・在厩場所:美浦トレセン
手塚調教師「入厩した翌日、土曜日と運動をして日曜日に少し時計を出してみようと思っていたのですが、土曜日の運動後に右前脚の裏に腫れが見られました。日曜日に診療所でエコー検査を行ったところ浅屈腱炎を発症していることがわかりました。広範囲ではないのですが、一番抜けているところで38パーセントも抜けているということでした。デビュー戦直後に両前が腫れたので施設内で検査を行ったり、ノーザンファーム天栄でも何度か検査を行い注意してもらっていました。もちろん戻ってきてからも入念にチェックしたうえで二日運動させたのですが、これまでの検査では出なかったものの、何らかのダメージがあって、それがこのタイミングで急激に悪化してしまったとしか考えられません。跨がった人間に確認したところ、どこかでぶつけたとか躓いたということもなかったようなので外因性ということでもなさそうですし・・・。年明けは芝を試してみようと思っていたくらいですし、本当に来年を楽しみにしてもらっていたと思うので、このような結果となり大変申し訳ありません」(12/24近況)
これを受け、疾病の程度を考慮して今後について検討した結果、現時点では復帰の目処が立たず、復帰を目指すとしてもかなりの時間が掛かる見込みであり、また復帰したとしても本来の能力を発揮できない可能性が極めて高いことから、誠に残念ではございますが、このまま引退させることと致します。25日に抹消の手続きが取られる予定です。なお今後は乗馬となる予定です。
25日(水)に抹消の手続きが取られています。なお今後は乗馬となる予定です。(25日・最新情報)
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
デビュー戦後に両前が腫れたり、NF天栄で一時裏筋の形が悪くなったりと、危ういサインは出ていました。それ故、芝を使って行けば、こういうこともあるだろうと想定していましたが、帰厩してまもないこのタイミングでアクシデントが発生するとは…。
芝の適性には疑問視していましたが、ダートでの走りっぷりが良かったキープアットベイ。馬体にもまだまだ良化の余地があっただけに、1戦1勝の引退は惜しすぎます。屈腱炎の損傷率の高さから、NF天栄での調教でその兆候は出てそうですが…。前向きな気性だったので、知らない間にオーバーワークになっていたんでしょう。
今後は乗馬になるということで、少しでも良い余生を送ってもらいたいです。今年の競馬が終わった後で、このような知らせが届いてしまったのは残念に他なりません。
« 勝ち馬を目標に動いて行くも、勝ち馬&先行馬を捕えきれずに4着に終わる。★フライトゥザピーク | トップページ | 20日にヒルサイドステーブルへ放牧に出ています。★ロードブルースカイ »
「競馬(1口馬主・シルク)」カテゴリの記事
- 4日に栗東・高野厩舎へ帰厩しています。☆クレッセントムーン(2020.06.10)
- 内目の奇数枠に入った時点で嫌な感じはしていたも、出遅れによって走りのリズムを乱す。勝負どころから積極的に仕掛けていった勝ち馬のスピードに捻じ伏せられ、2着を確保するのが精一杯。中2週のローテでも頑張ってくれたが…。★アーモンドアイ(2020.06.13)
- シルクなお馬さん(5歳上牡馬・父ディープインパクト)(2020.06.07)
- シルクなお馬さん(6歳馬)(2020.06.11)
- シルクなお馬さん(4歳・本州牧場組)(2020.06.11)
「(引退)キープアットベイ」カテゴリの記事
- 今年の引退馬を振り返ります。(2013.12.30)
- 右前脚浅屈腱炎が判明。症状が重く、25日に登録抹消へ。★キープアットベイ(2013.12.25)
- 19日に美浦・手塚厩舎へ戻っています。☆キープアットベイ(2013.12.20)
- シルクなお馬さん(関東馬・牧場組)(2013.12.14)
- シルクなお馬さん(関東馬・牧場組)(2013.12.10)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント