突き抜けそうな手応えで伸びてくるも、最後に甘さを覗かして3着惜敗。☆シルクキングリー
シルクキングリー(牡・岡田)父ディープインパクト 母ステイトリースター
阪神9R はなみずき賞(芝1800m) 3着 [5番人気] M.デムーロJ
デムーロ騎手「ゲートを出て、少し掛かり気味だったので、前半は折り合いに注意して走らせました。それからは良い感じで追走していたし、追い出してからの反応も良かったのに、最後の1ハロンで脚色が鈍ってしまいました。今日の内容を考えると、1,600mぐらいで競馬させるか、ギリギリまで脚をタメる競馬をする方が良さそうですね」
岡田師「一瞬勝ったと思ったけど、内の方が良かったのか、捕まえきれなかったね。ここを勝ってトライアルと思っていただけに残念だけど、それほど差はなかったし、力のある所を見せてくれたと思います。この後は、状態を見て予定を考えたいと思います」
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○M.デムーロ騎手 「スタートしてすぐ折り合いを欠くような面を見せたので、少し下げて宥めながらのレースでした。直線ゴーサインを出しての反応は良かったのですが、後100mというところで手応えが怪しくなりました。マイルくらいが合っているのか、それとも追い出しをもう少し我慢した方が良かったのかもしれません」(ラジオNIKKEIウェブサイトより)
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【次走へのメモ】
舌を括る。先を急がず後方で脚を温存し、4角手前からアナスタシアブルーとともに外目を進出。直線に向いてスーッと加速して抜け出しそうな勢いだったが、最後は少し脚勢が鈍ってしまった。中4週で速い攻めは今週の上がり重点の1本。まだ良化の余地がある。(B誌)
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少し間隔を空けて臨んだ今回。馬体重が増えていなかったのは意外でしたが、今回は1人でパドックを引けるくらい落ち着きがあり、馬体の張り・気配は一変していたと思います。
レースではゲートをスッと出ましたが、馬の間に入って少し嫌がる感じに。隊列が決まるまでは無理をせずに追走する形でした。3角を回っても後方で位置取りが苦しいなあと見ていましたが、外めに出してから取り付く脚は速く、直線は馬場の良い外めへ。この時点の勢い、手応えの良さから楽に突き抜けるかなあと見ていましたが…。内からショウナンカンムリが抜け出し、その外をシンゼンレンジャーが伸びてきます。キングリーももう1度抵抗するところはありましたが、クビ、クビの3着に敗れてしまいました。最後で甘さが出てしまった印象です。今日のような馬場への適性の差でしょうか。あとは、速い追い切りが少なかったことも影響があったかもしれません。
それでも強い内容の競馬でした。距離もこれぐらいがベストでしょう。ダービー出走へのチャンスがある限り、そこを目指して行くのだと思いますが、ゆくゆくはマイルも試して欲しいです。
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