週末の競馬より
遅くなりましたが、先週の競馬の回顧をちょこっと。ジャパンカップは前走、準オープンの身ながらアルゼンチン共和国杯を制した勢いそのままに、スクリーンヒーローが制しました。遅い流れもピッタリ折り合って、直線も追い出しを我慢。外のディープスカイの追撃を抑えきりました。デムーロの好プレーが光りましたが、グラスワンダーの仔がジャパンカップを制したというのも感慨深いところがあります。ディープスカイ、ウオッカもうまくなだめながら、頑張りましたが、もう1歩。両馬共に本質的には2400Mは長いのかな。マツリダゴッホは左回りでも頑張りました。次の有馬記念での2連覇は有望かな。オウケンブルースリは勝負どころでの反応が今イチ。G1クラスの古馬相手が初めてだったのが、影響したのかな。それでも最後、盛り返してきたのは能力の証明。これからもっと力をつけて行ってくれるかと思います。
土曜日の京阪杯は、ウエスタンダンサーが勢いに乗って、重賞を制しました。勝負どころで追っつけながら、直線は堂々と抜け出しました。結構な横綱相撲でした。期待したファリダットは折り合いに終始したために、後方からの競馬。内めを追走していたので、直線まで動けませんでしたが、最後はグイグイを伸びてきました。上がり32秒6をマークするくらい抜群の能力を秘めているので、気性面の成長を早く期待したいです。
土曜日のもう1つの注目レース、京都2歳ステークス。期待したアンライバルドは、岩田Jの乗り替わりも響きましたが、一度レースを使って、煩い面が現れてきました。終始、スムーズさを欠きながら、直線は一旦抜け出しかける場面もあったので、力はあるのでしょうが。次はラジオNIKKEI杯2歳Sを予定しているとのこと。ロジユニヴァース、リーチザクラウンなどとどういうレースをするか真価を問いたいと思います。
日曜の京都のメイクデビュー戦は、ロードロックスターが遊びながら快勝しました。ゆくゆくは上のクラスまでいける素材だと思います。個人的に期待したベストオブラックは幼さが出たレース運び。併せる形となって最後走る気を見せてくれましたが…。レースを使いつつ良くなってくれることを祈っています。
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