ここ最近の競走成績等を踏まえ、JRAの競走馬登録を抹消することになってしまいました。★ロードフェリーチェ
ロードフェリーチェ(牡・杉山)父ハービンジャー 母レディチャーム
1月5日(木)京都12R・4歳上1000万下・混合・芝1200mに松若Jで出走。16頭立て10番人気で4枠8番から平均ペースの道中を16、16、16番手と進み、直線では外を通って1秒8差の15着でした。スタートで出遅れて1馬身の不利を受けました。馬場は良。タイム1分10秒0、上がり34秒4。馬体重は6キロ増加の442キロでした。レース後も特に異常は認められません。ここ最近の競走成績等を踏まえて今後について調教師と意見を交えた結果、中央競馬の登録を抹消する方針が決まりました。長い間ご支援を下さいまして誠に有り難うございました。
○杉山調教師 「枠入りをゴネて発走委員より注意を受ける形に。精神的に細やかなタイプだけに、練習を重ねて嫌気が差したのかも知れません。また、スプリンターとしては絶対的なスピードが不足している感じ。少しでもラストに脚を見せられれば違うのでしょうけど・・・。協議の末、登録を抹消する方針に。何とか良い面を引き出せたら・・・と色々な策を講じたものの、思うような成果を得られず申し訳ない気持ちです」
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杉山厩舎へ転厩して2戦を終えるも、調教での試行錯誤が実らず、レースぶりが冴えなかったロードフェリーチェ。さすがに手が尽きた感じはしていたので、そろそろ厳しい勧告が下されるかなと思っていたら、やはりそういう決断・結果に。残念な気持ちはありますが、妥当な判断と言えるでしょう。
牧場時から評価が高く、新馬戦を快勝。重厚なハービンジャー産駒と違い、素軽さを感じさせたフェリーチェ。3戦目でシンザン記念に格上挑戦すると、頭差の2着に健闘。出資してきた牡馬で初めて3歳春に表舞台を歩める馬へとなってくれました。ただ、ハミ受けが敏感で、乗り難しさを抱えていたフェリーチェ。そういう面は解消されず、より制御が困難なものに。シンザン記念以降は掲示板に1度も載ることが出来ませんでした。
乗り味の良さ等から潜在能力はかなりのモノを秘めていたのは確かも、学習能力が低く…。幼少期に人との信頼関係が密に出来ていれば、また違った競走馬生活になっていたかと思いますが、仕方ありません。今後は地方競馬に移籍する模様。ダートはどうかな?と思いますが、力はある馬なので、新天地でもうひと頑張り・ふた頑張りしてもらいたいです。
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